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ラウンジセミナー「仙台と銅文化」を開催しました

2024年10月2日(水)10:30~12:00、講師に株式会社 タゼン 代表取締役 社長 田中 善 様をお招きし、あかがね(銅)の特性や魅力をお話いただきました。
 
 
今回のセミナーは、10月4日から2日間サンモール一番町で開催される「杜の都のクラフトフェア2024」の実行委員から、イベントの魅力を知っていただくことを目的に、出張セミナー講師をご担当いただきました。現在アートスペースではクラフトフェア出展作家さんの中から、宮城の作家7名の方にそれぞれ展示いただいております。タゼン様も実行委員として準備活動されており、当日もワークショップを開催されるそうです。
 
 
株式会社タゼン様は、風呂、トイレ、キッチンの総合リフォームとして仙台に住む私たちには大変馴染み深く、広く活躍されておられます。銅は熱や電気、情報を伝える力とともに、人の願いや祈りを伝える力=「伝導する力」で多くの人々の想いを形にしてこられました。
 
 
初代の田中 善蔵氏は、慶長元年、伊達政宗公により御飾職として、大坂(大阪)の田中の在から招かれました。神社仏閣で使用する神具、仏具から建築を飾る金具も携わっていることから「御銅師(おんあかがねし)」と呼ばれていたそうです。講師 田中 善氏は、田善十九代目 御銅師となられます。会社経営をはじめ、現在でも「御銅師」として銅製品の修繕、制作に携わり、銅製品の魅力を伝えると共に、職人文化の継承に力を注がれています。
 
 
また、タゼン様の自社企画はもちろん、さまざまな地域イベントにもワークショップで参加され、お子様から大人まで銅製品作成を体験いただく機会を積極的に作られています。その他、シンガポールからパリ、台湾など、世界交流の中で銅の魅力を伝えられています。銅製品は高価なものと思われがちですが、製作工程を知ることで、大量生産にはない手仕事ゆえの品質の高さの理由を理解できました。手しごとの魅力を知り、今週末はクラフトフェアへのお出かけに!と、皆さんに興味を持っていただきました。
 
 
軽食は季節を感じる和食膳を召し上がっていただきました。
以下は、アンケートでいただいたお客様のこえです。
 
<セミナーの感想>
  • あまり知る機会がなかった“銅”について色々知ることが出来て、とても面白かったです。時間が足りない感じでした。ワークショップにもぜひ参加してみたいです。
  • “銅(あかがね)”とはどう云うものなのか、初めて知った事もあり良かったです。「タゼン」様の歴史、なぜ仙台に根付いたかを知る事ができました。多方面で活躍されているのは素晴らしい事だと思いました。沢山の学びを得た一日となりました。ありがとうございました。
  • タゼンさんには、我が家もお世話になっています。社長の工房での作業の様子は通りがかりみておりました。今回お話を伺う機会をいただき、とても良かったです。仙台の歴史、『職人商人』という言葉、銅の素晴らしさが良く分かりました。ありがとうございました。
  • 柳町のタゼンさんは昔から知っていましたが、今回のお話で色々勉強になりました。以前イベントで実演を見せてもらったことがあるので、時間がありましたら体験してみたいと思います。
  • 仙台の“銅”についてわかりやすく話をしてもらい、大変参考になりました。銅の作品もあらためて見てみたいと思いました。
     
 
 
2024年10月04日