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ラウンジセミナー「ことばの世界の扉を開けて」を開催しました

2023年11月29日、詩人・俳人 水月りの氏をお招きし「ことばの世界の扉を開けて」をテーマにお話しいただきました。水月氏は、写真家 大沼英樹氏とご一緒に、仙台発大人の情報誌「りらく」のポエム&フォトの連載をされています。本日は水月氏の作られた俳句と、りらくでも掲載された詩を写真とともにご紹介いただきました。写真を初めてご覧になられた時に浮かんだイメージ、詩に込められた想い等を聞かせていただき、贅沢な会になりました。
 
 
水月氏が紡ぐ言葉はとてもあたたかく、「ことば」を大切に想う心が伝わってきます。改めて日本語の美しさを再認識することができました。同じモノを見ていても、見方によってはいろんな感情が生まれます。さらに使い方によっては言葉は諸刃の剣。人を幸せにも不幸にもします。こんな時代だからこそ大切にしたい、そのような想いも伝わってきました。
 
 
 
水月さんの俳句を一句ご紹介します。
 
『くしゃみして極となる』
 
こちらの句を拝見して、電車や人ごみの中、くしゃみや咳ばらいを止めるのに必死だったコロナ禍の思い出が蘇りました。そして、今だからこそ、隣の人と顔を見合わせて(辛かったよね!)と、くすっと笑えることに幸せを感じました。苦しみや悲しみをユーモアに変える力があるのも「ことば」。「言葉の世界に心を遊ばせ、言葉を心の友にするきっかけを作れたら嬉しいです」という水月さんの思いが込められたあたたかいセミナーでした。
 
 
アンケートからも「優しい気持ちになれた」「日常生活でも温かい言葉を使っていきたい」というメッセージが多く
綴られていました。
 
またセミナー後の軽食は、弊社飲食事業部 一乃庵. の中華点心メニューを召し上がっていただき、一乃庵.がご案内するクリスマスケーキおせちのご案内にも耳を傾けていただきました。
 
以下はアンケートに寄せられたお客様のこえです。
 
  • 豊かな言葉、豊かな心、豊かな発想に心引かれ、常識的な私の日常を何とかしたいと感じました。意識して言葉を大切に過ごしたいと思います。
  • 言葉の大切さ、楽しさ、面白さ、深さ、美しさについて、あらためて認識、味わう機会を持てたことに感謝致します。日本語の美しさを再認識し、日常生活でも丁寧に言葉を紡いでいきたいと思いました。ネガティブな世相も、俳句のユーモアでホッと救われる…。講師の先生の素敵なお人柄にも癒されるひとときでした。ありがとうございました。私も世界を詩のようにとらえてみたいと思います。
  • 普段、読書はよくするのですが、小説やエッセイが主で、詩に触れるのは学生の時以来でした。ほっこりとしたひとときで心が洗われました。
  • 水月りのさんの「ことば」を大切に想う心にとても温い気持ちになりました。「ゴジラのくしゃみ」と「雪女のファスナー」は心に残る詩で、出逢えてうれしかったです。
 
 
2023年11月30日