ラウンジセミナー「アトラストプロデュース～家族信託を活用した新しい資産の守り方」を開催しました
2023年4月19日(水)10：30～11：30で、アトラストプロデュース ラウンジセミナー「家族信託を活用した新しい資産の守り方」を開催しました。アトラスト提携事業パートナーでもある株式会社 あおばの杜代表取締役 高橋 英之様に講師いただきました。
超高齢社会の今、心配されるひとつにお金の問題「財産の守り方」があげられます。特に認知症になり判断能力が低下してからでは様々な法律行為が出来なくなります。高齢者の財産管理というと「成年後見人制度」がありますが、近年は『家族信託』を利用される方が増え、注目されています。
最初に、成年後見人制度について説明をいただき、しくみや制度のデメリット部分も認識できました。一度後見制度が開始すると、万が一不満があっても途中で辞めることはできないという特徴から、慎重に選択する必要があると知りました。
一方、注目されている『家族信託』という制度は、ご家族に財産管理を信じて託す方法で、銀行が取り扱う遺言信託とは違います。財産を所有する本人に判断能力がある段階から契約を結ぶことができ、家族に財産を託すことができるとして、契約の流れや事例も交えてわかりやすく教えて頂きました。さらに個人的な相談を希望される方は、後日に個別相談をご案内しております。
今回のセミナーは、自身の終活の一環として参加された方から、ご両親の介護中というお子さんの立場から学びたいという方と、幅広い年齢層の方に参加いただきました。家族との話し合いは重要ですが、財産についての話題はなかなか切り出しづらく、時には感情的になってしまうことも多いようです。講師から、専門家として第三者が同席することで、冷静にスムーズな話し合いになる事も多いということでした。お手伝いくださるのは手続きだけではなく、伝え方やタイミングも含めて一緒に考え寄り添ってくださることが心強いと感じました。
セミナー最後にはアトラスト事務局長の坂野からアトラストのご案内をさせていただきました。今後も引き続き、アトラスト事業パートナーの皆さんと一緒に、終活をテーマとしたセミナー企画を継続いたします。
セミナー後には、弊社飲食事業部「一乃庵.」の洋食メニューを軽食で召し上がっていただきました。
以下は、アンケートでいただいたお客様のこえです。
- 家族信託について、分かりやすく説明していただき、新しい知見を得ることができ大変良かったと思います。非常に参考になりました。
- 家族信託を検討していたところだったので、詳細を伺うことができ、大変理解が進み助かりました。ありがとうございました。
- 家族信託という言葉ははじめて聞きました。とても勉強になりました。昨年母を亡くし、今空き家の処分の途上です。色々と手続きが面倒ですね。次は自分の子供に託す準備もしなければなりません。また個別に相談したいです。
2023年04月20日