LIFESTYLE CONCIERG

より豊かなシニアライフを ライフスタイル コンシェルジュ

Information

これまでのインフォメーションをこちらからご覧いただけます。

ラウンジセミナー「アトラストプロデュース 相続トラブルは他人事ではない?~上手な遺言の活用方法~」を開催しました

2021年2月24日(水)10:30~11:30、アトラストプロデュースのラウンジセミナーとして、講師にHigh Field司法書士法人 司法書士 高野 和明 氏をお招きし、「相続トラブルは他人事ではない?~上手な遺言の活用方法~」についてお話しをいただきました。
 
 
「相続トラブル」といえば、一部の超資産家の方が対象で、自分たちにはあまり関係が無いと思われがちですが、遺産を巡る裁判の75%は遺産の額が、5,000万円以下であるそうです。残念なことに、これまでに仲の良かった兄妹が、親の葬儀後に決裂している姿も時々目にします。今日参加されたお客様は、「自身の相続や遺言の整理をしておきたい」という方もいらっしゃれば、「親に遺言書の作成を勧めたい」と色んな動機をお持ちでした。
 
 
今日は相続の基礎を学びましたが、押さえておくべきポイントが幅広く、それぞれの家族構成や相続財産にあわせた適切な対応を行うには、専門家の存在が心強いと実感しました。元気なうちに準備しておくことも大切ですが、いくら苦労して作った遺言書でも、間違えた内容や方式で作成することで、問題解決にはならず、トラブルにもなりうると、事例をつかって教えていただきました。遺言は「作って終わり」ではなく、『実現してこそ意味がある』と教えていただき、はっとしたお客様も多いと思います。例えば、遺言の中で「家屋敷は○○に任せる」では、「家屋敷」の意図が曖昧で、「家屋敷」には土地は含まれないと法務局が判断し、登記を受け付けてくれなかった例もあるそうです。財産に関する文言は、特に注意が必要であるため、専門家に相談することを勧められました。
 

最後に坂野事務局長より、アトラストの概要とサービス内容についてご紹介いたしました。実際にお客様からどのようなご相談を受けているか、また相談内容に合わせて、専門家をご紹介していることを説明し、興味を持って頂きました。例えば、相談の入り口は「葬儀費用について知りたい」というお客様でも、詳しくお話しを伺うと「実は不動産もある」「相続も気になっている」と悩みが多岐にわたるケースもあります。ご自身で専門家の無料相談所を探して行ってみたが、相性が合わずにそのままにしているというお話しも聞かれます。アトラストではお客様と専門家との中立的な立場でお話を伺うため、お客様にとって煩わしいと感じる手続きを任せられるとご理解いただくことが出来ました。
 
本日も一乃庵. の「オレンジのパウンドケーキ」をお土産として差し上げております。
 
以下は、アンケートに寄せられたお客様のこえです。
 
  • 相続・遺言は大変な仕事と思い、悩んでおりました。息子たちは「歳だからまとめておいて良い!」だけの言葉…。高野先生のセミナーはとても理解しやすく頭も心も軽くなりました。ありがとうございました。
  • とても分かりやすく説明していただきありがとうございました。足元に火がついてバタバタの状態になる前に冷静に考えておく必要を感じました。揉めない相続、難しい。
  • 遺言について丁寧にお話をいただき大変参考になりました。遺言について聞く機会もあまりなかったのでお話を聞けて感謝しております。
  • 相続について実例を挙げての説明、とても良く理解できました。しっかり準備をしなければと考えさせられました。ありがとうございました。
  • まだまだと思っていますがいい勉強をさせていただきました。また家でじっくり資料を読ませていただきます。
 
2021年02月24日