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ラウンジセミナー「干支に隠された秘密」を開催しました

2020年1月17日(金)10:00~12:00で、書家の大塚 耕志郎 氏をお招きし、「干支に隠された秘密」をテーマにお話しいただきました。

 

講師の大塚氏は、2019年1月にアートスペースで作品を展示いただいております。今回のセミナーのテーマは、新年に相応しい「干支」。干支について深く調べると、専門家の本も多く出版されているそうですが、本日の大塚氏のお話しは、書家の目線から、紐解いてご説明いただきました。

 
干支はいつから使われているのかは不明であるそうですが、少なくても3500年前から使用されていることが判明されており、それは「暦」の存在を意味するそうです。十二支は子丑寅…と続きますが、最初に十二支それぞれを漢書にし、その意味を教えていただきました。例えば、今年の干支「ねずみ」は一般的には「子」と表します。漢書では「孳(し)」となり、ふえるという意味があるそうです。それは、1月のはじまりで「種を増やす」という意味にも繋がります。それから、進んで実を結び、茂り、萎れ、最終的に12月「亥」を漢書にして「閡(がい)」、閉ざすと意味し、成長を閉じる…さらに1月にはまた種を増やし…という意味に繋がるそうです。つまり、干支は1月(子)~12月(亥)と一年を表し、暦があるということは「農作」が行われていたとも読み解くことができるそうです。
 
 

次に、「仙台にまつわる干支」として、十二支の守り本尊を御紹介いただきました。このセミナーが決まってから、大塚氏自ら仙台の神社仏閣を巡って撮影され、本日の資料を作成くださいました。神社仏閣の文字の中には「祈り」の意味が込められているそうですが、看板をみるとよく分かります。文字の中に「鳩」や「蛇」などの形をしている文字が隠されており、有名なのが大崎八幡宮の「八」、鳩が向い合せになっています。鎌倉土産で有名な「鳩サブレ」は、八幡宮の神使である鳩が関わっているそうです。 

 

その他、自分の干支の守り本尊は、仙台ではどこに行けばお参りができるのか、さらにその神社の歴史や云われも含めて教えていただきました。お客様からも(初めて知る内容ばかりで、とても興味深かった!)という声があがりました。さっそく、今年の目標として、自分の干支はもちろん、家族の守り本尊にあわせて神社仏閣めぐりをしてみたいという会話も聞かれました。

軽食タイムには、弊社飲食事業部 一乃庵.による、中華メニューをご賞味いただきました。

以下はアンケートに寄せられたお客様の声です。

  • 仙台にもいろいろな文字の歴史があることが分かり、楽しかったです。
  • 美文字を習っていて書に興味があったのでためになりました。夢中になって聴き入りました。神社の入口に行ったら上に目を向けてみたいと思います。看板や書体ももっと見たい、知りたいと感じました。
  • なかなか興味深い話でした。お寺や神社に行ったら探して見てみようと思います。ありがとうございました。
  • 全部が初めて聴くお話で、体全体で聴きました。見ざる・聞かざる・言わざる、のサルの話はすぐに人に言いたくてムズムズしました。楽しい講座でした。
  • 仙台の神社、お寺の場所を知り、いつか訪ねてみたいものです。漢字一文字には色々な意味を含んでいる事を知り、楽しい講座でした。
  • 干支にまつわる事や各お寺の文字もとても楽しく聴けました。何気なく見ている文字にも色々な意味があり、面白いと思いました。
  • 先生の知識が豊富で、色々伺うことができて有意義でした。十二支の漢字に意味があり、年・月・日にもあてはまることを知ることができて良かった。

 

ラウンジセミナーは毎週水曜日を基本に生活に役立つ様々なテーマで開催しています。

 

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2020年01月19日