ラウンジセミナー「お散歩気分で巡る“仙台城トリビア・ツアー”」を開催しました
2019年4月24日(水)10:00~13:00で「お散歩気分で巡る“仙台城トリビア・ツアー”」を開催いたしました。お散歩セミナーは、今回で2回目の開催となりますが、今回も講師を、おさんぽ人 遠藤 瑞知さんにお願いしました。前回は、ライフスタイル・コンシェルジュを出て、一番町四丁目商店街、ぶらんど~む一番町、マーブルロードおおまち、サンモール一番町と、商店街を巡りながら、街のトリビアをご紹介いただきましたが、大変好評で、今回は歩いて仙台城まで行くトリビアツアーです。
ライフスタイル・コンシェルジュから芭蕉の辻を経て、仙台城まで約3キロの道のりを歩いて登り、バスでライフスタイル・コンシェルジュまで戻ってくる行程です。
芭蕉の辻に着くと、遠藤さんは「ここから東に、東一番丁通り、二番丁通り、三番丁通り…と続いていきます。つまりここが0(ゼロ)番地、伊達政宗公の仙台の街づくりの起点なんですよ」 と話され、芭蕉の辻という名前は知っていましたが、実はとっても重要な場所だったと驚かれていました。さらに、「ここの四つ角には大きな軒のある建物が並び、後の人たちが商店街のアーケードを作るときのイメージになったのかもよ?」と仮説を紹介され、なるほどと思った方も多いようです。
そこから、西に向かい、西公園を経由して大坂、大橋を通ってお城に向かいました。大橋から広瀬川の川底を眺めると丸い穴がいくつもあります。これは、古い大橋の橋桁の跡なんだそうです。「バスで通ると気づかないことも江戸時代の人のように歩いて目指せばわかることもあるでしょう!」普段何気なく、車で素通りしてしまいますが、ちょっと気にして見てみると、隠れたトリビアを発見できることを知り、皆さん食い入るように話を聞かれていました。
博物館から横の道を通り、お城に向かいました。お客様から「こんな道初めて!」「脇の近道があるんですね!」の声に、『当時はここが登城路。今はスニーカーで歩けるけれど、刀を差して雪駄やワラジで歩いていたかと思うと大変でしたね。』と解説され、当時の武士の苦労を感じました。急な坂道を上り、美しい石垣の積み方などを聞きながら、本丸に到着。眼下に広がる城下町の風景は、坂道では無口になっていた皆さんにとって、みんなで一緒に達成したご褒美のような絶景でした。お話を聞きながらお散歩することの楽しさを、参加された皆さんと感じました。
遠藤さんからは「有名な場所に行かなくても、自分の住んでいるところにもそんなトリビアが潜んでいるんですよ、探してみて!」と言われ、帰りのバスは、お互いの街のことや、今日気付いたことなどで盛り上がり、賑やかな車中となりました。
軽食タイムには、弊社飲食事業部 一乃庵.の中華点心メニューをご賞味いただきました。会話が弾む食事の時間でしたが、皆さんあっという間に召し上がっておりました。
以下はアンケートに寄せられたお客様のこえです。
- 仙台に住んでいるのに何も考えずに暮らしていました。今日のセミナーに参加して身近に色々な興味のある、楽しい話題があることに驚きました。ますます仙台が好きになりました。今日のコースを主人と共に散歩コースとして楽しみたいと思います。
- 仙台生まれ仙台育ちの私ですが、見慣れた街のルーツや道路など初めて通った所も多くありました。地名もそれぞれに意味があり、とても興味深かったです。
- 全くお城とかに興味が無かったのですが、先生のお話をお聞きしながら歩いて色々なことを知って楽しくなりました。これからはもっと色々なことに興味を持って街の中を歩きたいと思います。また一緒に歩いた事により皆との絆が深くなったと思います。
- 歩いてみて新しく気が付くことがとても多く、嬉しくなりました。街中をただ通り過ぎるだけではなく、これからはもっと気を付けて見てみようと思います。
- お話にユーモアがありとても勉強になりました。大変な坂も楽しく登り切りました!ありがとうございました。
- 外に出て気持ち良い季節の中、仙台に関する知らない事をたくさん聞けました。地名や街道などなるほど…と思うことが。青葉山まで思ったよりも近いと知りました。
- 学区内に住んでいたのでいろいろなお話を懐かしく伺いました。先生のユーモアあふれるお話に笑いながら楽しく散歩できました。たまに外に出ての活動もいいですね。地名から分かることも多いですね。旧地名を無くしてきたのは悔やまれます。
- あまり歴史には詳しくなかったのですが、転勤で仙台に戻ってきてから少し興味が出てきて、タイミング良くこのセミナーに参加できてとても良かったです。遠藤先生のお話もとても楽しいですし、色々なこと改めて知りました。とても楽しい企画でした。ありがとうございました。
ラウンジセミナーは毎週水曜日を基本に生活に役立つ様々なテーマで開催しています。
2019年04月24日