ラウンジKappo「宮城の酒」を開催しました
平成30年6月13日(水)10:30~12:00で、講師にKappo編集長の梅津文代氏を迎え、kappo7月号で特集された「宮城の酒」というテーマでお話しいただきました。23名(男性2名・女性21名)のお客様にご参加いただいております。
最初に梅津氏より「皆さんは何のお酒がお好きですか?」と問いかけがあり、ビール、ワイン、日本酒とそれぞれ好みが分かれましたが、ほとんどの方がお酒に興味をお持ちの方が多かったようです。また、今回のセミナーテーマにあわせて、ご夫婦で参加されたお客様もいらっしゃいました。
最初に、国分町にあるクラフトビール専門店「Amber Rondo アンバーロンド」を紹介いただきました。そもそも最近話題になっているクラフトビールとは、何を指すかご存知ですか?クラフトビール=地ビールであり、地ビールという呼び方がなじみ深いかもしれません。地ビールは、1994年に行われた規制緩和によって日本でもマイクロブルワリーが誕生し、当時ブームになったそうです。そのビール造りに信念をもって続けてこられた人たちが、現在のクラフトビールの人気の根幹であると教えていただきました。『仙南クラフトビール』『やくらいビール』『松島ビール』『巻風エール』『石巻日和』『穀町ビール』等、宮城にもおいしいクラフトビールが造られています。現地でしか購入できないイメージがありますが、お店で味わうことは勿論、最近では仙台駅ビルや藤崎地下で購入できるものも増えているそうです。
次に宮城のワインについて、北仙台の「和酒バル 二喬(にきょう)」をご紹介いただきました。宮城のワイナリーとして有名な、『秋保ワイナリー』をはじめ、七ツ森にある『了美ヴィンヤード&ワイナリー』等の紹介から、宮城県産のりんごを使用したシードルについても教えていただきました。それぞれのワイナリーのワインに込めた想いや新たな挑戦について知ることができ、ますます地元宮城のワインについて興味を惹かれました。
最後に、お客様の興味が一番多かった日本酒について、JR仙台駅1階にある日本酒バル「ぷらっと」をご紹介いただきました。ここ数年で、夏限定の酒をリリースする蔵元が増えているそうです。その中でも、毎年7月7日にお披露目される「DATE SEVEN」について教えていただきました。宮城県内の7つの蔵が集まり、1つの酒を醸すプロジェクトであるそうです。毎年、リーダーとなる蔵が変わり、今年は「黄金澤」の川敬商店で、女性蔵元が醸す味わいは、宮城らしいきれいな余韻が特徴であるそうです。他にも、本誌に掲載された今年楽しめる宮城の夏酒について、スライドでご紹介いただきました。品質はもちろん、夏酒らしいこだわりのボトルやラベルについても教えていただき、大変参考になりました。
梅津氏のお話しを聞いて、男性はもちろん女性にも楽しめる宮城のお酒の魅力を知り、さらに興味が湧いたようです。
「あのワイナリーに行ってみたい」
「教えてもらったクラフトビール専門店に主人を誘ってみよう」
「あの人に夏酒をプレゼントしたら喜ばれるかな?」
と、楽しみを見つけるきっかけになったお客様も多かったようです。
恒例の軽食タイムには、弊社飲食事業部「一乃庵.」の和食メニューをご賞味いただきました。
以下はアンケートに寄せられたお客様のこえです。
- 夏の酒…ビール、ワイン、酒。こんなに丁寧でたくさんのレクチャーに、いやはや参りました。今夜は早く飲みたい気分です。何気なく店舗や蔵元でみていたものも、各々に素晴らしい背景があり興味をそそられました。もう少し真面目もうと思いました。ありがとうございました。
- お酒は大好きです。若い時はいくらでも飲めました!今は年に数回飲むだけ。この話をきいて日本酒に惹かれました。来月発売を楽しみにしたいです。
- お酒、ビール、ワイン、どれもよく飲むので、知らないこと等をとても楽しく学ぶことができました。身近なお店の情報もありがとうございました。
- 日本酒の知識が深まった。早速日本酒が飲みたくなった。
- 先生の話はとても聞きやすく分かりやすいのでこれまで何度か楽しく聞かせていただきました。お酒がテーマの今回も楽しみにして聞かせていただきましたが、期待通りお酒に関する様々な興味深いお話をお聞きし大変参考になりました。またひとつお酒の楽しみが増えました。ありがとうございました。
- 東北各地の日本酒を飲む機会が多いです。宮城県には本当に美味しい日本酒が多くある事を学びました。それらを扱っているお店に行ってみたいです。またお話を伺いたいです。
- 私自身はお酒が飲めないのがとても残念ですが、人に差し上げる時に参考になると思います。
ラウンジセミナーは毎週水曜日を基本に生活に役立つ様々なテーマで開催しています。
2018年06月13日