LIFESTYLE CONCIERG

より豊かなシニアライフを ライフスタイル コンシェルジュ

Information

これまでのインフォメーションをこちらからご覧いただけます。

ラウンジセミナー「そもそも仙台味噌ってどんなミソ?」を開催しました

2018年2月7日(水)10:30~12:00で、講師に株式会社 佐々重 店長今野紀幸氏をお招きして、仙台味噌の歴史や文化、製造方法について詳しく教えていただきました。

024

日本食には欠かせないお味噌。特に宮城県に住む私たちには、大変馴染み深いお味噌が「仙台味噌」です。 味噌は、戦国武将にとって米や塩と共に貴重な軍糧物資であったそうです。名残として、八丁みそ(徳川家康)信州みそ(武田信玄) 仙台味噌(伊達政宗)などが存在し、今でも全国的に親しまれています。その中でも仙台味噌は400年以上の歴史と伝統のある赤みそです。16世紀後半、豊臣秀吉公は各藩の大名に出兵を命じ、兵糧である地元の味噌を携えて海を渡りました。長い滞陣の間に、他藩の味噌は変質があったそうですが、伊達政宗公が持参していた味噌だけが唯一変質しなかったため、「仙台の味噌は質が良い」と評判になり、全国的に広まったという由来を教えていただきました。全体

本日は、仙台味噌の他に他県の味噌2種類ご準備いただき、同じ塩分濃度にそろえた3種のお味噌を試飲いただきました。その中で、どれが仙台味噌であるかを当てていただく内容もあり、大変盛り上がりました。仙台味噌は赤色、また辛口のイメージがありますが、塩分濃度をそろえることで、色に違いがあっても意外に即答できない方も多くいらっしゃいました。つまり、塩辛いと思われがちな仙台味噌も使用する量を加減することで味をコントロールできます。さらに仙台味噌の製造工程には、大豆を煮るのではなく、蒸して製造する違いがあり、大豆のコクや旨みを十分に楽しめると教えていただきました。076 041 味噌は、大豆・米(あるいは麦)・塩の3つの原料で製造されています。同じ材料であっても、地域によって変わる製造工程により、まったく変わった風味や特徴に変わることがわかりました。歴史をはじめ、地域ごとの文化を知ることで、毎日使用している味噌を身近に感じ、味噌の魅力についてさらに興味がわきました。085 恒例の軽食では、実際に佐々重様の味噌を味わっていただきたく、全ての献立にお味噌を使用した和食メニューをご賞味いただきました。本日参加されたお客様には、一乃庵.特製の仙台味噌レシピを差し上げております。ご自宅でも、地元仙台味噌を楽しんでいただければ幸いです。092 以下はアンケートに寄せられたお客様のこえです。
  • 先日のテレビでの味噌の話題もあり、日本中にこんなに沢山の味噌があり、特徴もさまざま。いろいろ試してみたいなとの思いで来ました。それにしても仙台味噌ってこんなに優れているのだなと改めて感じました。一日一杯のお味噌汁は健康づくりにかかせません。今後も続けます。
  • 店長さんのお話はメリハリがあってとても聞きやすく、あっという間の一時間でした。ありがとうございました。400年の歴史の仙台味噌も知らなかったので、ちょっと物知りになれました。
  • 大変勉強になりました。ずっと佐々重さんの仙台味噌を食べておりましたが、最近塩分が気になり甘口の味噌にしていましたが、改めて仙台味噌の素晴らしさを知りました。これからはやはり仙台味噌ですね。テイスティングで仙台味噌の深みのあるおいしさを実感しました。佐々重さんありがとうございました。
  • 大変良かった。特に政宗時代の「味噌作り」の話は興味深かった。資料も分かりやすく丁寧で、後で見る時に便利だと思う。今まで疑問に思っていたことも理解出来た。
  • お味噌のテイスティング面白かったです。お味噌のアラカルトを学び、健康に繋がるという事を再認識しました。お味噌の機能性を学び、いただいたレシピを見て腕を磨こうと思います。
  • 早速のお味噌料理に舌鼓をうっております。それぞれの味を楽しむことができました。幸せです!浅葱の酢味噌和えには一足早い春を感じ、心も体もホカホカです。本当にごちそう様でした。
  • 仙台味噌のお料理とても美味しかったです。こんなにいろんな味噌を一度に食べたのは初めてです。鼈甲玉子の味噌漬け、試してみたいです。
 

ラウンジセミナーは毎週水曜日を基本に生活に役立つ様々なテーマで開催しています。

ラウンジセミナーの情報はこちら

2018年02月08日