ラウンジセミナー「お月見を楽しむための“稲わらリース作り”を開催しました
2017年9月12日(火)に、来月の中秋の名月を楽しむための稲わらリース作りをトータスファームの相原美穂さんに教えていただきました。
材料である稲わらは、相原さんがご家族とともに自ら育てていらっしゃる「みやこがねもち(もち米)」で、リースのために茎の余分な葉を取って乾燥し、手間暇をかけてご用意いただいたものです。特に今年の天候を考えると、早刈りした稲わらを乾燥させるだけでもどんなに大変なことであったかが容易に予測できます。
リースを編むためには、茎が長いもち米の稲わらが適していると教えていただきました。そうして準備に時間をかけながらも、このセミナーで相原さんが伝えたいのは、リース作りをきっかけに農業や食に目を向けてほしいという強い想いです。
自らの農業に誇りを持ちながら、その重要性と食のあり方を提唱する活動を相原さんは続けていらっしゃいます。若い女性の就農者の考えを聞く機会はあまり多くありません。
天候にも大きく左右される農業の大変さを改めて知って、改めて農作物に対する感謝の念を抱いた方が多かったと思います。そして、こうした若い世代の就農者を支援したいと思われたことと思います。
稲わらの郷愁を誘う香りに包まれながら、地元農業と食に想いを馳せ、リース作りを楽しみました。稲わらのリースはお月見が終わったら、クリスマスリース、そしてお正月飾りに応用することができます。
稲穂のついた稲わらは、なかなか入手ができませんので、本日参加されたお客様は大切そうにリースを持ち帰ってくださいました。
農業、日本のこころを大切に感じるセミナーとなりました。
恒例の軽食タイムには、弊社飲食事業部「一乃庵.」の和食膳メニューをご賞味いただきました。
以下はアンケートに寄せられたお客様の声です。
- 食に関してのお話や若い方々の取り組みに感心いたしました。稲わらを楽しく使いました。
- とても楽しめました。講師の先生の農業に対してのスタンスに共感しました。昔ながらを大切にしながらも現代に通じるアレンジは大切な事だとおもいます。今は女性の時代、男女の性別にとらわれず頑張ってください。応援しています。
- 新鮮な稲穂を間近に見ながら食と農の文化のつながりを体験できて大満足でした。
- 初めての参加で楽しいひと時を過ごしました。リースも家に帰ってから飾りたいと思います。農業に少しだけ触れ、大変さや厳しさを知ることができ最高でした。ありがとうございました。
- とても楽しく簡単で、また作りたいです。先生のお話しに感心し、先生の活動、より頑張ってもらいたいと思います。良いセミナーに参加できて嬉しいです。ありがとうございます。
- 初めて稲わらリースの作り方を知りました。ステキで香りも良く、タッセルも作ってみたいと思いました。相原さんの取組みに感動共感しました。未来の農業に期待致します。また、ワークショップ是非やってください。ハロウィンやお月見、クリスマスからお正月飾りになるのが楽しみです。色々楽しめて癒されます。ありがとうございました。
- はじめての「稲わら」でのリースに感動!これから、田んぼの見る目が変わりますね。
- 初めて稲をさわり、昔なつかしい気持ちになりました。リースが大好きなので、今日は大満足のレッスンでした。また、このようなセミナーがあれば、ぜひ参加したいと思います。
- 不器用な私にも分かりやすい説明で良かったです。
ラウンジセミナーは毎週水曜日を基本に生活に役立つ様々なテーマで開催しています。
2017年09月12日