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ラウンジセミナー「ステンドグラス作家 野田律子さんが伝えたい“ガラスの魅力”」を開催しました

2017年3月8日(水)10:30~12:00で、現在アートスペースで作品を展示中のステンドグラス作家の野田律子さんを講師にお招きして、ご自身の作品作りとガラスの魅力について教えていただきました。 hp2 野田さんは、約10年前、ある作家の方のステンドグラス作品に魅了されたことがきっかけでステンドグラスの制作を始められました。子どもの頃にビー玉を覗いて見えたキラキラ輝く世界、自然豊かなふるさとで見た稲妻、豊かに実る稲穂が風になびく風景など、幼い頃から心の中に印象強く残っていた様々な事象を、ガラス作品へと投影されてきたそうです。だからこそ野田さんの作品からは、ピュアな印象を受けるのかもしれません。 hp6 ガラスは、割った面を横から見ると、着色された片側の面とクリアな部分の二層になっているものなど、種類によって様々な表情があります。その面から見える様々な光の様子が野田さんはとても好きということで、その魅力を主にお話いただきました。 hp7 ステンドグラスと言えば、平面的な作品やランプシェードが一般的です。しかし、野田さんの作品は、ガラスそのものや、光の美しさを見てもらいたいと、作品には色を多用せず、立体的に組み立てたり、ガラスの端面(はめん・ガラスを割った面)を見せるように制作されています。「洗練された」という表現がぴったりくるかもしれません。 hp1 作品作りの工程をスクリーンで見せていただき、とても緻密な作業を丁寧に重ねていることがよく分かりました。大きな作品を作った際に出る切れ端のガラスで、アクセサリーを作られるそうですが、その小さな作品も、四方に中を覗ける窓をつけて、ガラスの中を通る光を楽しめるようになっています。ガラスの厚さは3~4mmということですので、いかに繊細な作業かがご理解いただけると思います。 本日参加されたお客様には、お一人ずつステンドグラスの小さなペンダントヘッドが野田さんよりプレゼントされました。小さな窓から見えるガラスの美しさを実感されておりました。 hp3 恒例の軽食タイムには、弊社飲食事業部「一乃庵.」のあさりご飯や若竹煮、菜の花の辛し和えなど春のメニューを盛り込んだ和食膳をお召し上がりいただいております。 野田律子さんのステンドグラス作品展「こころのかたち」は、3月15日(水)17:00まで開催しております。洗練された世界を是非ご覧ください。 以下はアンケートに寄せられたお客様の声です。
  • とても素晴らしい人柄に引き込まれました。ガラスに対しての想いがとても伝わり、参考になりました。
  • 作り方を詳しく教えていただきありがとうございました。ガラスに沢山の種類があることを知りました。
  • 今まで色々な作家さんのお話を聞きましたが、一番印象深く良かった。プレゼントも嬉しいです。ありがとうございました。
  • “作り方”が良く分かり興味を持った。これからステンドグラスの作品を見るようになると思います。始めたのは10年前とのことで、ある年齢になってからでも、作家として活動できるというのは素晴らしいことで、何でも遅いということはないのですね。
  • ガラスの美しさ、輝きを教えていただきました。野田さんのガラスに対する「心」を聞けて嬉しかったです。ステキな時間をありがとうございました。
  • 野田さんの思い入れなど知ることができて良かった。物事を始めるのに歳は関係ないと思った。私も何かしてみたいです。
 

ラウンジセミナーは毎週水曜日を基本に生活に役立つ様々なテーマで開催しています。

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2017年03月08日