ラウンジセミナー「雄勝石を観る・知る・触れる」を開催しました
3月12日(水)10:30~12:00で「雄勝石を観る・知る・触れる」と題して、雄勝石作家の齋藤玄昌實様をお招きし、雄勝石との出合い・雄勝石の魅力と実状・また雄勝石の歴史等について詳しく教えていただきました。
3月23日(日)まで当サロンのアートスペースでは、雄勝石絵展を開催しているため、講座で作品についての理解を深めた後に、ゆっくりと作品鑑賞されるお客様の姿が多く見られました。雄勝石絵は、石巻市雄勝町で産出される雄勝石に描かれた作品です。2億5千万年前に堆積された玄昌石は雄勝硯や屋根材に使われていることで有名ですが、雄勝の石の特徴を活かした自然の石肌に描かれた見事な作品は、見る人の心を魅了してやみません。
東日本大震災による津波によって、齋藤様の「雄勝石ギャラリー」は流失されてしまいましたが、在りし日のギャラリーや雄勝町の貴重な写真資料とともに詳しくご紹介いただきました。
また、講座では、東京駅に寄贈された石巻市雄勝町の小・中学生達と制作した石絵「輝く」の感動的なエピソードもDVDで上映されました。壁画は、丸の内地下南口改札横に設置されています。来週19日も同講座を実施する予定ですが、すでに「満席」になっています。
恒例の軽食タイムは、弊社飲食事業部「一乃庵.」による和食膳メニューをご賞味いただきました。
以下はアンケートに寄せられたお客様の声です。
- 雄勝と聞けば硯と思っていましたが、今回齋藤先生のお話を伺い、作品を見せていただき感動しました。
- 齋藤先生の石絵とお話を伺う事ができ、とてもよいひと時でした。機会がありましたら東京駅の「輝く」も観に行きたいと思います。またセミナーに参加したいと思います。
- 雄勝石の歴史の流れ、産業を良く知る事が出来ました。
- 東京駅の壁画の開幕式の映像に涙うるうる。勇気、元気が湧いてきました。
- 大変興味深く伺いました。情熱的な齋藤先生のお話に、津波前に行けなかったことが悔やまれます。
- 講師のお話が分かりやすく、また感動する内容でしたので良かったです。
2014年03月12日