2019年8月28日(水)10:30~12:00で、講師にNPO法人20世紀アーカイブ仙台理事長 坂本英紀氏をお迎えし、懐かしい仙台の町並みや素朴なくらし、今では見ることのできない懐かしい風景を、貴重な映像資料をもとにお話しいただきました。本日はご夫婦でご参加のお客様も多くいらしゃいました。初めてご参加のお客様も「戦争体験をした年齢なので、楽しみに来ました!」と、真剣に耳を傾かれ受講いただきました。

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最初に、当時家庭で使われていた日用品「二股ソケット」「アルマイトの弁当缶」「キセル」「バリカン」「サイカチ」を披露いただきました。講師が「これは何かわかりますか?」と問うと、各テーブルから懐かしい名称が飛び交いました。弁当缶のおかずには(梅干しひとつ)(たくあん)(塩鮭)など、少ないおかずに白飯が当たり前だったそうです。また、アルマイトの弁当缶は、梅干しの酸で、蓋に穴が開くというエピソードも教えていただきました。また、当時のバリカンを現在の小学生に見せたところ、「お母さんがお化粧で使っている!」とまつ毛をカールさせるビューラーと勘違いするお子さんが多いと聞き、笑いがおきました。写真にある「さいかち」は、マメ科の植物です。水で泡立つ特徴から、石鹸代わりに使用されていたそうです。

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続いて、DVDで編集された昭和30~40年代の映像をご覧いただきました。当時生活を思い出しては懐かしみ、思い出を語らいました。特に「思い出の仙台市電」「親子の思い出、屋上遊園地」「披露宴後に親族や友人全員に見送られ、仙台駅から旅立つ新婚旅行」「月光仮面の真似をする少年」「小学校の運動会風景」など、ご覧になりました。途中「となり組」の映像が流れると、♪とんとんとんからりと隣組♪と自然に声に出して歌いだし、合唱になりました。さらに男性のお客様は、当時の車やバイクを見て、「ホンダの○○!」「パブリカ!」「クラウン!」と見事に言い当てるなど、賑やかなセミナーとなりました。   057

貴重な資料によって蘇る想い出は、「回想効果」として注目を集めています。講師の坂本氏は、活動として、被災地である沿岸部で講演を行うことも多いそうです。住宅事情などで人間関係が希薄になりがちな環境でも、同世代の皆様と懐かしい思い出話を共有することで、新たな友達作りのきっかけに繋げてほしいという思いがあるそうです。また、講師が一方的に解説を行うのではなく、参加者から語っていただくことで≪昔を語る会≫と位置付けていると教えていただきました。本日参加されたお客様も、自由に発言をされたり、その答えに皆さんが笑いあい、男女年齢に関わらず懐かしい思い出に浸って生き生きされ、とても楽しいセミナーとなりました。

以下はアンケートに寄せられたお客様のこえです。

  • 大変懐かしく見させていただきました。昔の道具、面白かったです。隣組など、良き人間関係は無くなってほしくないですね。形を変えてでも作っていきたいものですね。
  • 昭和30年代の懐かしい8ミリフィルム、堪能させていただきました。昔の良き時代が忍ばれました。遠い昔が蘇ります。
  • 昔懐かしい日々の生活風景、仙台の市電は県外から来た私には珍しく拝見いたしました。古き良き時代を思い出し、心がほっこりいたしました。ありがとうございました。
  • 戦後の昭和の仙台の生活をこうして記録してくださって、またそれを半世紀にわたって大切に保管され、見せていただいた事に感謝いたします。丸光デパートの屋上からの仙台の様子や、塩釜の子どもたちが魚の箱で遊んでいるところなど、当時仙台に居なかったので印象に残りました。
  • 懐かしい映像、とても嬉しく拝見しました。よくデパートの屋上に行って遊びましたが、それは贅沢なことでした。
  • 懐かしい懐かしい映像で、仙台駅、市電は幼少期の思い出です。 私はおかっぱでした。SLが仙台駅に止まっていて、仙石線の乗り場は別にあって…良き時代だったと思います。隣組も歌えました。
  • 昭和37年の結婚式の映像がありましたが、昭和38年、まさに仙台駅での私達夫婦の映像にだぶりました!たしか胴上げされて50人くらいに見送っていただきました。

 

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