2019年5月29日(水)10:00~12:00で、芭蕉園茶舗   関 裕美子氏を講師にお迎えし、新茶の季節にぴったりのお茶を愉しむセミナーを開催いたしました。会場には「謝茶」と書かれた掛け軸、季節のお花、茶香炉をご準備いただきました。お茶の香りとともに、ラウンジが茶会のように贅沢な空間になりました。4~5月は新茶の季節です。最近は、ペットボトルで手軽にお茶をいただくことができますが、本日参加されたお客様は、お茶に興味があり、毎日急須でお茶を愉しんでいらっしゃるお客様が多かったようです。既に今年の新茶を味わったという方もいらっしゃいました。

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最初にお茶の歴史から教えていただきました。お茶の歴史というと「千利休」を想像しますが、もっと昔から「長寿の薬」として捉えられ、長い歴史があるようです。現在のように日本茶を飲まれるようになったのは江戸時代からで、1738年に宇治田原郷の永谷宗円(ながたにそうえん)が優良な製茶方法を編み出し広く浸透したと教えていただきました。

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日本茶は、産地やその土地の気候風土により、特徴が異なります。今回は、2種類のお茶の飲み比べということで、静岡の平地で採れた「里のお茶」、岐阜の山奥で採れた「山のお茶」をご準備いただきました。産地の気候により、渋み(カテキン)・旨み(アミノ酸)・香りに違いが出るそうですが、朝晩の寒暖差や日照条件などの自然の力で、茶葉の性格が変わるそうです。「山のお茶」として紹介いただいた岐阜の茶葉は、霧がかかる山間の『白川町』で栽培されており、昼夜の温度差が大きく、霧がベールとなって葉を保温・遮光されることで、アミノ酸がギュっと詰まった、質の良いお茶が育つそうです。厳しい環境で育った茶葉は、人間と同じで、たくましく育つため、味わいなどにも影響するという説明には、頷かれるお客様もいらっしゃいました。厳しい気候の変化に左右されながらも、大切に茶葉を育てるご苦労を教えていただき、農家の方が愛情深く大切に育てられていることが伝わり感銘を受けました。その上で、この時期にしか味わえない、新茶をいただくありがたさを実感しました。

続いて、美味しいお茶の淹れ方について教えていただきました。最初に講師が淹れ方をご説明し、その流れで2種のお茶を味わい飲み比べましたが、香りや色の違いを実感できました。その後、それぞれのテーブルで実践しましたが、普段より丁寧に淹れることでより味わい深く、お茶の魅力を再認識されたお客様も多いようです。

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セミナー後には、国分町にある芭蕉園茶舗様に直接向かわれたお客様もいらっしゃったそうです。これから暑い夏、水分補給としても活躍するお茶ですが、ペットボトルのお茶が悪いということではなく、「ペットボトルのお茶で喉を潤し、また急須で淹れたお茶で心を潤してください」とも教えていただき、納得いたしました。怒ったり、急いで淹れるお茶は、感情がそのままお茶の味になるそうです。大切な人を思い、例えばお客様に美味しく飲んでいただきたいと淹れたお茶は、心が込もったおいしい一服になると思います。ぜひ日本茶をお楽しみください。

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本日の軽食は、弊社飲食事業部一乃庵.の和食メニューをご賞味いただき、食後の一服のお茶は、芭蕉園様による冷茶をご準備いただき、大満足いただきました。

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以下はアンケートに寄せられたお客様の声です。

  • 日頃何気なくいただいているお茶。こんなに奥深いものかと改めて感じました。これからも一服…楽しんでいただきたいと思います。ありがとうございました。
  • 静岡と岐阜の新茶の飲み比べで、お茶の淹れ方をよく勉強できました。すてきな時間を持てたことに感謝いたします。ありがとうございました。「謝茶」、生活に活かしたいと思います。
  • お茶の淹れ方のポイントを教えていただき大変勉強になりました。これからは楽しくお茶をいただけると思います。今日は楽しかったです。ありがとうございました。
  • 毎日お茶を飲んでいますが、無意識に飲んでいました。知識は大切ですね。大変良い機会をいただき、ありがとうございました。
  • とっても楽しかったです。講師の方の説明が分かりやすく、参考になる事が沢山ありました。私は山のお茶が好きでしたので、ぜひお店に購入しに行こうと思います。
  • とても有意義な時間でした。岐阜のお茶は初めてだったのですが衝撃的に…美味しかったです!いつもは静岡、鹿児島、伊勢を飲んでいました。お茶はとても奥深いと改めて感じました。
  • また新たなお茶の淹れ方を学びました。さっそく母に淹れてあげたいと思います。ありがとうございました。
  • お茶の淹れ方をこんなに説明していただき、大変勉強になりました。この歳でも知らない事ばかりで改めてお茶の良さを知る事ができました。生かされていることに感謝。すすめ合ってお茶をいただく「謝茶」の掛け軸に心打たれました。本当にありがとうございました。

 

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