2019年1月26日(土)10:00~12:00で、前回同様に現在アートスペースで作品を展示いただいている書家 大塚 耕志郎氏を講師にお迎えし、普段何気なく読み書きしている漢字の意味、文字に込められた秘密についてお話しいただきました。

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最初に、講師がホワイトボードに象形文字を書き、その文字を読めるかお客様に自由にお答えいただきました。象形文字は見た目だけでは判断が難しく、正解が出にくい文字もありましたが、大塚氏がその文字に込められた意味を少しずつ紐解くにつれてお客様の答えも正解に近づいていくため、発言が飛び交い、大変盛り上がりました。楽しく学びながら、文字に込められた意味の深さが理解できました。

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また、書体には「楷書体」「行書」「草書」「隷書」「篆書」の種類が存在しますが、すぐ頭に浮かぶ書体は限られているかもしれません。それぞれの書体の歴史にあわせ、どの時代に誰が書かれた文字が、現在どんな風に活用され、普段目にしているかという説明もお客様の興味を引きました。例えば「河北新報」の文字は、780年 顔真卿が書いた「顔氏家廟碑」の文字がベースに使われているそうです。

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最後に、仙台に住む私たちにも馴染み深いお店の看板から、寺社仏閣の文字に込められた秘密を教えていただきました。特に寺社仏閣の文字の中には「祈り」の意味が込められているそうです。文字の中に「鳩」や「蛇」などの形をしている文字がありますがが、例として大崎八幡宮の「八」は、鳩が向い合せになっているのがわかります。これらの文字は、前に挙げた書体の種類には存在せず、「雑体書」と呼ぶそうです。

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その他、宮城に馴染みのある看板の文字の秘密として、看板文字の作者や、文字から伝えたい会社の想いなど教えていただきました。仙台の看板には、人間国宝の方など有名な書家が筆をとられた作品が多いそうです。大塚氏は、寺社仏閣、また気になった看板のお店には実際に足を運び、お店の方に話を聞いて知識を得られているそうです。今日伺った内容は、誰かに話して自慢したくなるような、少しだけ物知りになれたような気分になれました。歩きなれた道でも、違う視点で興味をもつことで知識が身に付き、また人生が豊かになるヒントに繋がるかもしれないとも考えさせられました。大変中身の濃い充実した90分のセミナーでした。

恒例の軽食タイムには、弊社飲食事業部「一乃庵.」の洋食メニューをご賞味いただきました。
以下はアンケートに寄せられたお客様のこえです。

  • 漢字の成り立ち、歴史、漢字は祈りの文字と知ることができ、とても勉強になった。神社の文字や看板の文字など、身近なとことで有名な方たちの書に触れることができるのだと改   めてわかり、興味が湧きました。
  • これから街を歩いていると看板に目が行くようになりそうです。また楽しみがひとつ増えました。
  • すばらしいお話しでした。ありがとうございました。今回は「さわり」だけ聞けた感じ。まだまだ奥深いテーマですね!
  • 漢字・文字について楽しく学ばせていただきました。漢字にますます興味が湧きました。これから街中を歩く時に看板を意識して見てみたいです。
  • とてもとてもよいセミナーをありがとうございました。先生に向かって、乗り出すように聞き入ってしまいました。これから文字を書体で見るようになるかも♪
  • 普段見慣れている感じですが、何気なく街で見かけるものにこんなにも深い意味があったと知らされ、本当に勉強になりました。先生の親しみやすいお人柄によって、明るく楽しい講座でした。また次回も楽しみにしています。
  • 漢字やお店の看板、寺社仏閣の名など、とてもこだわりがあり、秘密があることがわかりとても興味深く勉強になりました。先生のお話しも上手で楽しかったです。

 

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