2018年7月18日(水)10:00~12:00で、アートスペースで7月29日(日)まで折り本作品を展示している永澤 裕子氏を講師にお迎えし、和綴じ製本体験教室を開催いたしました。参加された方のほとんどが初心者でしたが、永澤氏の丁寧な指導により島崎藤村の詩『草枕』の袖珍本(しゅうちんぼん)を全員が完成させることができました。

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そもそも「袖珍本」とは何かご存知でしょうか?字の如く、そでの中に入れて携えられるくらいの小型の本とも言われますが、まさに手のひらにのるような可愛らしい豆本です。
本日は、最初に綴じ糸と角裂(かどぎれ)を紫や赤、黄色などの色から自由にお選びいただき、世界でたった一つだけのオリジナル和綴じ製本の挑戦となりました。

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アートスペースでは、永澤氏の作品の多くをご覧になり、「女学校時代に、帳面として手作りをしたのが懐かしいわ」という声もいくつか聞かれました。しかし、準備物から手順、特に最後に綴じる際の糸の運び方は、本を参考にしても一人では制作が難しいとのことで、基本を学びたいと参加くださるお客様もいらっしゃいました。

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製本までには、小さな和紙一枚ずつ丁寧に折り揃え、トントンと角を揃える、そしてひと針ひと針縫い留めていく全過程に、なぜか愛着がわきます。どこか懐かしく、心和む時間を体験できたという声も聞かれました。

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特に糸綴じの過程では、「縫うのではなく、針で<綴じる>のですよ!」という説明に、普段裁縫に慣れているお客様には難しく感じた方もいらっしゃったようです。永澤氏の「最初に○番目の穴に針を通して~」「次に隣の穴に~」と、ひと縫いひと縫い丁寧にレクチャーいただいたことで、皆様ほとんど同時に完成することができました。

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今回の体験教室の参加から、(さらにコツを得て一人で挑戦できるように、もう少し経験を積みたい!)という方もいらっしゃいました。材料は、和綴じ専用のものを揃えなくても、自宅の裁縫箱に入っている目打ちや針で、代用が可能であるそうです。また、永澤氏が開催されている教室のご案内をいただき、大変充実した内容になりました。

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軽食タイムには、弊社飲食事業部「一乃庵.」の中華点心メニューをご賞味いただきました。

以下はアンケートに寄せられたお客様の声です。

  • 実際やってみると本当に大変ですね。根気のいる仕事ですね。それだけに出来上がった時の嬉しさも格別なのでしょうね。楽しかったです。ありがとうございました。
  • 昔は普通の手仕事だったとのことですが、メモ帳など今後考えていきたいと思います。
  • ‘袖珍本’、‘島崎藤村’、‘草枕’など四つ目綴りの作り方はもちろんのこと、新たなことを知ることができ、興味が持てました。ありがとうございます。
  • 初めての和綴じ体験とても楽しかったです。糸の運び方、家でも練習してみようと思います。
  • 初体験、自分だけの本ができました。
  • 初めて和綴じを体験しましたがとても楽しかったです。忘れないうちに家でも試してみたいと思います。

 

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