2018年5月16日(水)10:30~12:00で、星亮一主宰 戊辰戦争研究会 寒河江 昌英 氏を講師にお招きし、標記セミナーを開催いたしました。今年は戊辰戦争勃発から 150年という節目の年です。東北に住む私たちが歴史を知る貴重な機会として、今回「仙台藩の戊辰戦争」をテーマにお話しいただきました。002

私たちが思い浮かべる仙台で有名な歴史上人物というと、伊達政宗公という方が多いと思います。また同じく、戊辰戦争といえば、薩摩藩・長州藩・会津藩を上げる方が多いのではないでしょうか?しかし、戊辰戦争では、仙台藩が降伏したという歴史から、詳しくクローズアップされ、教育を受ける機会が少なかったようです。今回、「仙台藩の戊辰戦争」というテーマでご案内したところ、大変多くのお申し込みをいただきました。NHKの大河ドラマ、現在放送中で注目されている「西郷どん」や、戊辰戦争について描かれた、「八重の桜」も記憶に新しく、興味をもたれるきっかけにも繋がったようです。

講師の寒河江氏は、小学校の修学旅行で会津に行き、飯盛山で自決した白虎隊の悲劇を知り(その時仙台は何をしていたのか?)という疑問が、幕末の仙台藩への興味のきっかけとなったそうです。現在はライフワークとして、「星 亮一 主宰の戊辰戦争研究会」の会長補佐として活動されています。

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本日は、仙台藩の戊辰戦争の概略から仙台藩の敗因、また仙台藩が目指したものは何か?等、様々な視点から教えていただきました。敗因のひとつとして、仙台藩は62万石という日本でも指折りの大藩でありながら、相次ぐ凶作や飢饉等による財政困難があったそうです。さらに北方領土をロシアから守る為に警備体制を組んでおり、仙台藩から合計2千人もの人員を派遣していたことも莫大な費用を要した一因であったそうです。大藩ゆえに藩論を統一できなかったという敗因の背景等など、当時の資料を参考にして教えていただきました。

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また、仙台藩にゆかりのある「細谷十太夫」は、夜襲を仕掛けるゲリラ部隊とも言われたからす組の隊長部隊で、30余戦全勝ととにかく強く、薩長軍から恐れられたという戦いぶりについてのお話は初めて知る内容も多く、引き込まれました。さらに、徳川埋蔵金伝説の中で名前が挙がったことでも話題になった「玉虫左太夫」は、仙台藩を中心に米沢藩・盛岡藩・秋田藩・二本松藩・長岡藩など31藩が参加し、東北をひとつにまとめた「奥羽越列藩同盟」で指導的役割を果たし、戊辰戦争を語る上で欠かせない存在でもあるそうです。結果として、仙台藩は戊辰戦争で敗北いたしましたが、歴史を紐解き学ぶことで、そこに至るまでに起こった経緯や背景は大変奥深く、多くの人に知っていただきたい内容だと感じました。歴史好きな方にはさらに興味深く、また初めての女性にもわかりやすく説明いただき、有意義な時間を過ごすことが出来ました。025

軽食タイムには、弊社飲食事業部 一乃庵.の洋食メニューをご賞味いただきました。

以下はアンケートに寄せられたお客様のこえです。

  • 今まで知らなかった事を教えていただいて有難く思います。先生の明快な語り口に思わず引き込まれ、時間が経つのが早かったくらいです。またぜひお聞きしたいと思います。
  • 戊辰戦争という言葉だけを知っていた私にとってすごい勉強になりました。説明も分かりやすく楽しいセミナーでした。仙台藩についてのことをもっと知りたいのでまたこの様な企画をお願いします。
  • 初めての内容がたくさんあり興味深く聞かせていただきました。見る角度を変えると本当に面白いことがたくさんあるのですね。大河ドラマを観ながらその裏にあるものも考えてみたいです。また、テーマによってこんなに参加者の年齢層が違うのかとびっくりしました。
  • 仙台藩が如何に戦ったか、勝敗だけでなく義を重んじ戦ったことは、仙台に住むものとしてもっと知るべきと思った。玉虫左太夫の様な人が今の社会に生きていたら、どのような政治を行ったかな…と想いを巡らせたいと思う。勝ったからの官軍、敗戦でもその義は今も仙台の街に生きているのでは、と思う。
  • 河北新報の戊辰の記事を続けて読み、またテレビの「西郷どん」を見てすごく楽しみにしていました。仙台の事は知らないことだらけでびっくりしましたが、さもあらんと思いました。ますます戊辰戦争の事が頭をいっぱいにし、なんかワクワクしてきました。
  • とても楽しく学べました。分かりやすい言葉で歴史を知る事ができ有意義な時間を過ごせました。タイムリーな時に戊辰戦争を学ぶことができました。
  • 大変楽しく聞かせていただきました。このようなお話を継続して聞くことができればありがたいと思います。

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