2018年5月9日10:30~12:00で、“絵っせすと”の前田 優光氏を講師にお招きし、標記セミナーを開催いたしました。043

現在アートスペースでは、前田優光氏の新刊「ぽんぽこぽんすけ ぽんぽこぴー」の発売にあわせ、絵本の原画展を開催しております。とてもかわいらしい表紙とユニークなタイトルに、どんなお話しだろう?と興味が湧きますが、この一冊には、前田優光氏の後世に語り継ぎたい大切な想いがたくさん詰まっています。表紙

この絵本は第二次世界大戦と東日本大震災、2つの時代背景の中で、子供たちが「絵を描くことによって命が救われた」、「絵を描くことによって希望や夢をもつことができた」という本当にあった『絵の力』についてのお話しです。

第二次世界大戦当時、アウシュビッツなどの強制収容所で起こった悲しい過去については、学校の授業や本から学んだ方が多いかと思います。その悲惨な環境の中で、絵を描くことによって命が助かったテレジンの子供たちの存在は、まだほとんどの方がご存じないかもしれません。前田氏は、過去の戦争をより深く知るために、『テレジンの小さな画家たち』等の著書で有名な野村路子氏とご一緒に、アウシュビッツやチェコを旅されたそうです。当時、テレジン収容所に収容されていた、現在89歳の女性にお会いし、貴重なお話しを直接伺った経験も詳しく教えていただきました。スライドで紹介されたテレジンの子供たちが描いた絵は、笑顔や希望が描かれており、心揺さぶられるものがありました。

「過去の過ちを二度と繰り返さない為にも、真実を見て歴史を学んでほしい」というメッセージと共に、後世に語り継ぐことの重要性を改めて感じました。

絵本に込められたもうひとつの想いとして、東日本大震災の子供たちについて描かれています。2011年の東日本大震災でも子供たちの心に大きな影響がありました。前田氏は、全国から集めた絵本 500冊を被災地の小学校へお届けし、さらに絵を通して創造する喜びを広める活動をされています。当時を振り返り、胸が熱くなるお客様もいらっしゃったようです。前田氏のお話しは、優しい口調の中にも子供たちの未来や平和を願う情熱が伝わり、心に響く、とても奥深い内容のセミナーでした。

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本日は、新刊「ぽんぽこぽんすけ ぽんすけぴー」を出版されたポエムピース株式会社・株式会社 みらいパブリッシング 代表取締役 松﨑 義行 様にもお越しいただき、作品が出来上がるまでの貴重なエピソードをお話しいただきました。104

セミナー後には改めて原画展をゆっくりご覧いただき、また絵本を購入し、前田氏のサインを求めるお客様もいらっしゃいました。絵本を通じて本日のお話しを、家族や友人に伝えたいというお客様の声も聞かれました。???????????????????????????????

軽食タイムには、弊社飲食事業部 一乃庵.の和食メニューをご賞味いただきました。

以下はアンケートに寄せられたお客様のこえです。

  • 「ぽんぽこぽんすけ ぽんぽこぴー」の絵本の表紙を見てかわいらしく、楽しい絵本なのだろうなーと想像しておりました。セミナーの前田先生のお話を伺い、戦争を体験した人の想い、震災を経験した人の想いが詰まった深いお話だと知り、衝撃を受けました。前田先生の前向きな生き方にも大変感銘を受けました。今日は大変ありがとうございました。充実した一時を過ごせたことに感謝!
  • 絵本の中にたくさんの出来事が詰まっている事、そしてそれをどのように伝えていくのか…。とても内容の濃いお話を伺えてよかったです。そして前田さんの絵は大好きで、心が温かくなります。
  • 今まで知らなかった事、考えさせられる事などいろいろありました。自分が今幸せなことに感謝したいと思います。ありがとうございました。
  • 今日は貴重なお話をありがとうございました。絵、絵本からのメッセージを感じながら、多くの作品に接していきたいと思いました。
  • 昨日アウシュビッツに行ったという友人に話を聞いたばかりでした。いろいろと考えさせられ、強く平和、日常の大切さを感じました。絵本が大勢の人達に広まっていくといいですね。
  • 難しいテーマを大変分かりやすく、楽しくお話してくださり、とても良かったです。もっともっと知りたいことが沢山あり、勉強しなくちゃと思いました。
  • とても奥深い話で、改めて平和、戦争の無い国について考えさせられました。思っていた以上に良かったです。絵の力のすごさを改めて感じました。今日はありがとうございました。

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