2017年11月22日(水)10:30~12:00、現在アートスペースで作品を展示させていただいている彫刻家山中環氏を講師にお招きし、実際に作業されている仕事場の様子、また石という素材を使ってどのように作品が形作られていくのか、制作工程について教えていただきました。
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石の彫刻についてお話しを聞くのは今回が初めてというお客様がほとんどで、重量のある石の塊をどのような工程を経て制作されるのか興味をもって参加いただきました。実際に仕事場で撮影された写真や動画を使用してわかりやすく説明くださり、ひとつの作品が完成されるまでには、技術はもちろんですが、細かい作業を繰り返し、時間と手間をかけて丁寧に作られていることがよく理解出来ました。

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今回の石彫展では、展示されている全ての作品に、タイトルの他、石の種類と作品の重さが記載されています。山中氏より、作品を見た印象と実際の重さのギャップも含めて楽しんでほしいとお話しがありました。石の重量は、大きさだけではなく石の種類よっても異なります。今回のセミナーの為に、10㎝×10㎝の同サイズの白御影石と黒御影石をご準備いただきました。白御影石よりも黒御影石の方が重量がありますが、お客様に実際に手に取っていただき、違いを体感いただきました。

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制作されている山中氏の仕事場は角田市にありますが、そこにはあえて作業小屋を建てず、テントを張り、美しい空を眺めながら作品を作られているそうです。夏場は素手では触れないほど石が熱くなり、また冬場は石が凍ってしまうそうです。山中氏は、自然や季節の移り変わりに合わせて表情が変わる石と会話をしながら、作品を作られているように感じました。

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作品が完成するまでの工程を画像と動画にあわせて解説いただきましたが、その中で「作品を制作する中で、少しずつ形作られ、完成の形が見えてくるとワクワクする。しかし、最後の工程で割れてしまうこともある。慎重な、慎重な作業が必要。」と仰っていました。繊細な作業と奥深さ、また作品に対する熱い想いまでも伝わってくるような内容で、ますます作品に興味を持たれた方が多かったようです。最後に、ライフスタイル・コンシェルジュのために作成いただいた伊達冠石の花器の制作工程についてもご紹介いただきました。

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セミナー終了後は「改めて作品を見てみたい」と、ゆっくり作品をご覧になられ、皆様大満足でお帰りになられました。

軽食タイムには、弊社飲食事業部「一乃庵.」のラザニア、ミネストローネなどの洋食メニューをご賞味いただいております。

以下はアンケートに寄せられたお客様の声です。

  • 石からあの様な作品が出来ることが考えられない事でしたが、実際の説明と映像からよく分かり、感心しております。何より、作者の石に対する情熱に心打たれます。知らない世界を教えていただきました。
  • 作品を見ただけでは分からない、石の制作工程をたくさんの画像、映像で丁寧に解説していただけたのが、有難かった。 山中作品の謎が少しだけ解けた気がして嬉しかった。
  • ものづくりをする工程が丁寧に、わかり易かったです。デザインを見ただけでは、わからないご苦労や喜びが伝わってきて、講座を聞いた後と前とで、作品を見る気持ちが変わりました。貴重なお話しありがとうございました。
  • 本当に作品を見ただけでは分からない工程、道具、心などなど、作品を見る上で参考になりました。これから見る目が違ってくると思います。石って大変な材料なのですね。色々教えて頂き、いつも感謝です。お話しの仕方が丁寧でわかりやすかったです。
  • 螺旋が曲線なのに、石はイメージとして硬く直線的なので、作品になるとすごいと思いました。先生の手にかかると“魔法”になっているようです。
  • 石の彫刻の工程を説明してもらって、初めて、その大変さがわかった。その苦労があって、素晴らしい作品が生まれるのだと感心しました。石の魅力を引き出して、常識を超えた形 に仕上げるのは素晴らしいと思いました。
  • 石彫は、なかなか触れることがなかったので、大変興味深く聞かせていただきました。石の特性から作業が非常に困難の中、努力されている姿に感動しました。ありがとうございました。
  • わかりやすく説明を受け楽しく、益々興味が湧きました。なかなかこういう機会がないので、大変良かったです。

 

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