2017年10月18日(水)10:30~12:00で、現在アートスペースにて染織展「窓辺の音」を開催中の色葉工房 庄子葉子さんを講師にお迎えし、草木染めと織りのお話に加えて、展示作品の制作過程について教えていただきました。
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完成した作品からはなかなか窺い知ることができない手仕事の奥深さがあり、参加されたお客様は大変興味深そうに説明に耳を傾けていらっしゃいました。
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糸を紡ぎ、糸を染め、織るための下準備を経て生地を織る、と言葉では簡単に書くことができますが、想像を超える手順と時間、そして作家ならではの工夫と磨かれたセンスによって、ひとつひとつの作品が生み出されていることを知りました。同じ植物でも染める繊維や媒染(ばいせん)剤の組み合わせによっても色が変わること、織りの作業の8割は下準備に充てられていることなどを教えていただき、手仕事への敬意を抱かれた方がほとんどだったと思います。染めの原料には、剪定された枝など不要となるものを活用したり、染め殻を畑に返すなど、自然循環型を意識されている点にも庄子さんのお人柄が表れていると感じました。
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今回展示されている作品は、さらに完成した生地にはさみを入れてコラージュするというもの。初めての試みを通して、新たな可能性を見出すきっかけにもつながったと教えていただきました。コラージュの過程には、何通りもの色の組み合わせを試行錯誤されたお話や色を「音」のように表現されたという説明もあり、その丁寧で独自性のある手仕事に多くの共感が集まるセミナーとなりました。
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最後には家庭で役立つストールの素材によるお洗濯方法も教えていただきました。
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恒例の軽食タイムには、弊社飲食事業部「一乃庵.」の和食膳メニューをご賞味いただいております。

セミナー後には、羊毛を紡ぐ実演も見せていただきました。初めて見る光景に、多くの質問が飛び交っておりました。
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草木染の優しい色合いと庄子さんの優しい雰囲気に癒されたお客様も多かったのではないでしょうか。

以下はアンケートに寄せられたお客様の声です。

  • 実際に、染めから全てされている方のお話を初めて聞くことが出来ました。極力自然の素材を使っているお話から染めの流れ、全て本当に興味深かったです。最後のお洗濯の知識はとても役立ちました。ありがとうございました。
  • 大変充実したお話でした。ありがとうございました。仕事への取り組み方など、ステキな生き方に感動でした。音符に色を置く作品はとても楽しみました。感謝致します。
  • 自然と会話なさりながら染めや織りをなさっていることが分かりました。興味はあってもなかなか手の届かない分野でしたので、お話を聞くことができて良かったです。
  • 穏やかに染め織りのお話をいただき、大変満足しました。庄子さんの染めと織りに対する温かい熱意とバイタリティがひしひしと感じられました。日々のくらしの足元の何気ない自然への愛着に庄子さんの人となりが思われました。
  • 庄子先生のお話とても心惹かれました。「光と影」とても感動。せっかく織った布を裁断。とても勇気のいる気持ちかなぁと思いました。
  • 草木染の高価に納得。庄子さんにも魅かれました。
  • 話下手とのことでしたが、全く感じられなかったです。ゆっくりの口調が耳にも心にも響いて心地良かったです。ありがとうございました。
  • 手仕事の大変さとできた作品に対して愛おしさが湧いてくるのが良く分かった。これからも色々挑戦をしてください。楽しみにしております。お洗濯方法は、分かっているようで分からないことがあり大変参考になりました。
  • 手仕事の丁寧さを見せていただき、ゆったりとした気持ちになる事ができました。

 

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