2017年6月7日(水)10:00~12:00で、講師にYOMOTTO顧問であり、元・東北学院大学学長室長 佐々木 俊三先生を講師にお迎えし、4月から発足した社会人向け読書サロン「YOMOTTO(よもっと)」の取り組みと、「読む」ということを通して生じる心理的構造を、古典文学や語の由来、誰もが身覚えがある事象等を事例として、哲学的考察に基づいて教えていただきました。
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久しぶりに哲学に触れたという方がほとんどで、佐々木先生の言葉に真剣に耳を傾けていらっしゃいました。
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YOMOTTOは、佐々木俊三先生の大学教員ご退任にあたり、長年の哲学の教育者としてのご経験から、一般社会人向けの生涯学習として読書文化を醸成できないかと発案され、発足に至られたそうです。

様々な世代や立場の社会人の方々に読書の輪を広げ、「考える力」=ヨム・オモウ・トウ の能力を高めながら、地域社会の発展に寄与されることを発足の目的とされております。月1回の定例会では、佐々木先生のミニ講義の他、参加者同士の読書紹介も行われ、ともに良い刺激を与え合っている様子を教えていただきました。

事務局の草刈美智子さん、太田敏晃さん両名からは、読書紹介を通じて、YOMOTTOの果たす役割や読書の魅力について教えていただきました。
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読書愛が伝わってくるようなお二人の表情は印象的で、身近に読書を楽しんでいらっしゃる分、どんな読書の指南書よりも説得力があるように感じられました。
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佐々木先生は、本を読むことは「人の人生を生き直すこと」だと教えてくださいました。本の中には、人生のターニングポイントをどう考えたかが記されています。様々な情報を取り入れることで、多様な価値観を理解し、思考を巡らしながら人間の知的精神作用を高めていくことにつながるのだと思いました。
本を読むことは、私たちが内包する無数のイメージから文字が表す特定の姿や事象を想像させていると言えます。そうした読書の魅力を哲学的視点から佐々木先生に深堀りして教えていただき、深い思考に引き込まれていきました。
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A4版11ページにもわたる佐々木先生の資料は、一冊の著書と言える位、内容が充実したものでした。まさしく大学の講義といったセミナーで、時に大人が真剣に哲学と向き合うのも良いものだと感じました。本日のセミナーに参加して、本を読んでみようと思われた方はほとんどだったと思います。
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各テーブル毎で読書に関するグループ交流も行われ、それぞれの読書談義に花が咲いておりました。軽食タイムも楽しい会話と共に、弊社飲食事業部「一乃庵.」の中華点心メニューをご賞味いただいております。

以下はアンケートに寄せられたお客様の声です。

  • 頭を使うことが少なかったこの頃ですが、考えることが大切であると知りました。大変興味深く講義を聞かせて頂きました。
  • 久しく本当に久しく難しいお話を聞かせていただきました。こんなに深い哲学に入っていった事はなかったように思います。本が好きで若い頃、60歳頃までは沢山読みましたが、今はなぜか読んでも頭に入って来ず、すぐに内容が消えてしまいます。残念なことです。でも、今日何度目かのターニングポイントになるかもしれません。目と頭をたたき起こしてぜひぜひ本を読みます。
  • 久しぶりに学生に戻ったような講義を受けたような気分になりました。心の暗闇・・・怖いような気もしますが、自分を見つめ直す心に正直になる時を持つのも大切だと感じました。
  • 今日は日頃縁のない哲学的な話を聞く事ができ、勉強になりました。これからは、もう少し難しい本も読んでみたいと思いました。
  • 日常生活とは別世界の哲学の話を、少しだけ聞けたことで新鮮な気持ちになりました。
  • 久しぶりにセミナーという催しに参加しました。“哲学”という少し難しいテーマだと思いましたが、大変楽しく聴講できました。
  • 久しく本に接していませんでした。先生のお話、とても興味深く拝聴しました。自分の心の暗闇に接して考えてみたいと思いました。
  • いつも本を読んでその解釈が違う事があり、変わった人扱いをされる事が多かった。自分の思う様に感じるのが、それはそれでいいのだと思う。人の感想も一緒に話したい。
  • 自分はこれと決めている本はありません。考えさせられました。本を読むという意味。あまり深く読み取っていませんでした。これからの本選びから勉強です。
  • 素晴らしい講演でした。哲学は難しいですが、面白いものだと感じました。深くは頭がついていかないかもしれませんが、哲学の本を探してみたいです。

 

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