2016年11月9日(水)10:30~12:00で、現在アートスペースで作品展示をしている陶芸家岸上まみ子氏を講師にお迎えし、磁器の器の制作工程についてのお話と、素焼きの素地への絵付けを実演していただきました。人前で話されるのが非常に苦手と伺っていたため、ナビゲーターとして晩翠画廊の黒須敦子氏にご協力いただいております。
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岸上氏が制作されているのは「磁器」です。陶器が土で出来ているのに対し、磁器は石の粉末を練った生地から作られます。また、絵付けは素焼きした生地の上に絵付けをする「下絵付け」という技法を用い、植物や動物などをモチーフとした大変繊細な画を表現されております。
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「果たしてこんなに細い線をどのように描いているのか」という疑問から今回のセミナー企画に至りました。

岸上氏の絵付けを間近で見ていただくために参加者を2班に分け、見学する班と、待っている間に自分達で絵付け体験をする班とにいたしました。ご自身で絵付けの体験も行ったことで、いかに岸上氏の絵付け技法が素晴らしいかを実感された方がほとんどでした。
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磁器には、作品完成までに様々な工程があり、ひとつの作品を作るのにも多くの手間がかかっていることがよく分かりました。質疑応答では、なかなか普段接することの少ない作家さんへの率直な質問が数多く寄せられております。

このように地元のモノ作りに携わっている作家の方とお客様をつなぐ役割をライフスタイル・コンシェルジュでは大切にしております。岸上氏は、話すのが苦手と言いつつも、やはりご自身の作品作りについて知って欲しいという一心で、言葉を選びながらも一生懸命に丁寧にお話してくださいました。その話しぶりに心を打たれたお客様も多かったようです。一方、絵付けの実演では、手元を覗き込むお客様にも全く動じずに、プロとしての表情を見せてくださいました。その繊細な筆使いに、どなたも息を殺しながら真剣に見入っていらっしゃいました。

恒例の軽食タイムには、弊社飲食事業部「一乃庵.」のサンドイッチプレートをご賞味いただいております。

以下はアンケートに寄せられたお客様の声です。

  • 普段何気なく使っている食器など、作り手の側になってみると、気の遠くなる程の時間の中で、要求されるのは繊細さと忍耐と奥の深い作業なんだろうなと尊敬の念を抱きました。また、焼き物に、お茶のタンニンやカンナ等、想像以外のものが使われることにびっくりでした。
  • 今日は本当に見学できて良かったです。もう少しお話を聞いていたいと思う位魅力的な先生で、作品にお人柄が出ていると思いました。
  • 線の引き方、色付けの仕方など、初めての体験でしたが楽しかったです。出来た作品を見ただけでは解らないご苦労があるのだなと思いました。
  • 講師の先生がとても穏やかな方で、優しい空気の中お勉強させて頂きありがとうございました。
  • お人柄が分かって作品を見ると、また一段と良いですね。制作過程が分かって良かったです。
  • 作家さんの思いが伝わり、楽しく有意義な講座でした。私は使うだけですが、アート作品を生み出す作家さんのことが少しでも分かり、嬉しいです!丁寧な丁寧な作業に驚きました。
  • 大変手間暇をかけて作品作りをしているという事を学びました。忍耐ひたすら忍耐でいい作品が出来上がる、素晴らしい事だと思いました。
  • 実演見学も兼ねて体験出来、大変有意義な講座でした。
  • 陶器はやったことがあったのですが磁器は初めて。陶器にはないエレガンスさがステキ❤。

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