7月22日(水)10:30~12:00で、今月28日までアートスペースで作品を展示させていただいているガラス作家 志賀 英二氏を講師にお招きし、志賀氏の工房の様子や作品の制作行程についてスライドを用いながらご説明いただきました。
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志賀氏の作品は、ベースとなる重量感のあるガラスに細いガラスの線で螺旋を描いて仕上げるのが特徴のひとつとなっておりますが、作品を一見しただけでは、どのように作品を制作しているのか素人には想像もつきません。
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大作になると、数名でチームを組んで作品を作られるという説明があり、ガラス作品に対する概念が変わったという方も多かったと思われます。
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ガラス作品の制作過程において、温度管理が何より重要であることも教えていただきました。原料となるガラスの重量があればあるほど、その管理は難しく、常にぞれぞれのパーツの温度を考えながらバーナー等で温度をコントロールする必要があるということでした。色ガラスもそれぞれ温度が異なるため、何種類かのガラスを用いて作品を作ることは、造形だけではない難しさがあることもよく理解できました。高温のガラスを繊細な造形技術によって完成させる作品作りには、「作品に挑む」という表現がぴったりだと感じました。

質疑応答では「どうしてガラス作品の制作をしようと思われたのですか?」「原料となるガラスはどの位の分量を溶かすのですか?」「失敗した作品のガラスは再利用できるのですか?」「作品のイメージはどのように湧くのですか?」等、参加者が疑問に感じたことが次々と出されました。それらひとつひとつに丁寧に回答される姿に、志賀氏のお人柄が表れていると感じました。
作品のイメージは、ある程度イメージはされるそうですが、想像しえない形になるのが吹きガラスの醍醐味であるため、ガラスと対話をしながら即興で作り上げることが多いということでした。
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工房に直接伺って制作工程を見てみたいと思われた方が多かったようです。

恒例の軽食タイムには、弊社飲食事業部「一乃庵.」の中華点心メニューをご賞味いただきました。

以下はアンケートに寄せられたお客様の声です。

    • 大変楽しく有意義なお話でした。いつも不思議に思っていたガラスの世界が少し分かり、嬉しく思いました。
    • 本日のセミナーは大変興味深く、また、分かり易くお話しくださいました。今度は是非工房に伺ってみたいです。
    • 物づくりに子どもの頃の体験などが影響しているという話が面白かった。
    • どんな風に作られているのか、とても不思議に感じていましたが、何となく分かりすっきりしました。私の子どもは今高校生です。これからどう進んでいくのか、どんな興味を持って何に出合うのか楽しみです。本人はもがき苦しんでいるようですが。
    • 使用すること、見ることがある身近なものなのに、作り方や作家さんの制作工程など見せていただいて貴重な体験でした。
    • ガラスの作品は店等で見ていますが、螺旋の柄が入ったものは珍しい。私も夏はガラスが好きなので、結構ものは集まっています。震災で随分割れましたけど。ガラス作家さんの話は初めて聞きましたので勉強になりました。
    • この暑い夏の中、ガラス作品を見ているだけで涼みますね。ガラスの器を手にする度に今日のお話を思い出します。

 

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