6月17日(水)10:30~12:00で東北工業大学名誉教授 庄子 晃子氏を講師にお迎えし、「ブルーノ・タウトと日本の道具」と題して、ドイツの世界的建築家ブルーノ・タウトが日本固有の手仕事や文化を大事にしながら、工芸品の道具としての機能を追求された日本での活動について教えていただきました。
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ブルーノ・タウトは、建築を中心に、絵画、工芸、著作と多岐にわたる分野で活躍されたドイツ人建築家で、1933年~1936年の3年半日本に滞在され、1933年11月~1934年3月までの4ヵ月間は、仙台の工芸指導所に在籍されました。

工芸指導所については、昨年5月に公益財団法人仙台市市民文化事業団様との共催で企画展を開催しておりますが、仙台に誕生した日本で初めての国立の工芸指導機関です。地域に根差す手工芸の近代化を図り、輸出の振興と東北の産業発展に努め、今に受け継がれる玉虫塗や天童木工の技術が開発されています。その工芸指導所とタウトとの関連を分かりやすくご説明いただきました。

タウトは、自らも工芸指導所で卓上照明器具、椅子、ドアハンドル等の規範原型の製作に携わっています。4ヵ月という短い期間ではありましたが、熱心な指導によって、仕事に対する姿勢や規範原型の研究など工芸指導所を大きく変えています。また、工芸指導所を支える理念となった「見る工芸から使う工芸へ」は、タウトが示したビジョンでもあります。参加されたお客様は、熱心に庄子先生の興味深いお話に耳を傾けていらっしゃいました。

恒例の軽食タイムには、弊社飲食事業部「一乃庵.」による中華メニューをご賞味いただいております。

以下はアンケートに寄せられたお客様の声です。

    • 新たな発見、知的好奇心を満たしていただき感謝です。もの作り、工芸、人の手が感じられるものには愛着を感じます。
    • きちんと研究された内容を分かりやすくコンパクトにレクチャーしていただき良かったです。質問にも丁寧な回答をされて好感が持てました。お人柄の良さですね。
    • ブルーノ・タウトという人をもっと知りたいと思っていたことと、この仙台に深く関わっていたということで、基本を学べてとても良かったです。また機会があれば参加したいと思います。
    • とてもおしゃれな企画をおしゃれな雰囲気と手法で行われていることに気持ちがfleshになりました。
    • 講師の熱い想いが伝わってくる話だった。こういう方の存在があってこそ、色々な大事な歴史が残され、伝わるのだと感謝しました。

 

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